2011年4月22日金曜日

ウェブショップのご案内

予定通り今日の夜からショップ開店いたします。
今回分は全て並んでいます。

受注製作は今回お休みします。すみません。

ウェブショップ開店期間は本日(22:00~)から約3週間です。途中追加商品はありません。

=LAPINウェブショップ http://coeurlapin.cart.fc2.com/


前回のショップから追加色はこんな感じです。

18mmオレンジとピンクのハーフカラー虹彩(グラデーションはありません)
鮮やかなオレンジと淡いピンク(写真では光の都合で濃く見えてます)です。虹彩線は強くはっきりしています。


18mmゼニス
虹彩は青緑系、外側のフチは鮮やかな赤紫です。赤紫はネオジムと金赤を混ぜた色なので光線によって鮮やかさが変わって見えます。


16mmうす水
水色系で黄色・青色などで色相を散らしています。


16mmココア
実際はほんの少し赤色味です。ダークブラウンアイにどうぞ。
虹彩範囲が小さめが多いのでリアルめカスタマイズにいいかもしれません。


16mm浅緑
何度かご紹介している色です。
透過色の色瞳孔なので、照明によっては通常の黒色より表情が出ます。
(こういうアイは玄人さん好みかなと個人的に思います)


16mmマラカイト
こちらも何度か紹介している、緑色と青緑色、水色などを使った色です。
フチの色にくっきり濃い特色を使っています。


このほか
 6mm フォーン、灰紫 (マリユスさんには虹彩範囲3.3mm以下で選ぶとよさそうです。)
 7mm 紅茶
が新色です。写真では分かりにくい点ありましたら、メールでもコメントからでもお尋ね下さい。

2011年4月11日月曜日

ウェブショップ開店予定と最近の作品

一つ前の記事にスペック表の見方とグラスアイの仕上げの様子をまとめました。

ウェブショップ
 ・2011年4月22日から3週間再開予定です。現在在庫分が表示されています。
 ・前回(2011年2月~3月開店分)に登録していただいた会員情報をそのまま使えます。
 ・前回からの追加は6mm灰紫、7mm紅茶、16mmうす水、ネオジム×シェンナ 18mm薄い色目数色の予定です。(7mmネオジウムピンク 16mmブルーグレー、ピンクブラウンは売り切れました)

イベント委託情報
 ゴールデンウィークに東京で行われるお人形関連のイベントでグラスアイの委託販売をしていただきます。RR、cherryblossomさんです。ありがとうございます、よろしくお願いします!
 

こちらはマツゲつけてみたUUさん。

あまり見えてませんがお洋服はモモリータさんの作品です。(実は後ろ止めれてないっす。)


こちらは最近の作品です。
左から16mmうす水、16mmネオジムシェンナ、18mm色名未定です。
ネオジムシェンナは、ネオジムとオレンジで作ったはずなんですがオレンジの発色がわるくて茶色系になっちゃいました。
18mmはホントに在庫が無いので作ってるところです。
今までと趣向を変えた色です。目ビーム出そうな鮮やかで強い色合いを、明るい色でまとめてみました。

こちらは6mm灰紫です。
昆虫写真家さんのサイトを参考にして、虫眼鏡をカメラの前に置いて撮ってみました。
レンズにほんのり色がついてたようで、青色かぶりに撮れてます。
次は無色のレンズのを使おう。

スペックの見方とグラスアイの仕上げの様子

グラスアイのスペック表についてと、グラスアイが出来上がってから仕上げ・箱詰めの様子をご紹介します。


これがスペック表です。全てのグラスアイの外箱ないし台紙に同じ内容が書かれています。(たまに配置が違う事があります)

白目の大きさ
 16mm相当のアイは誤差範囲±0.5mmです。誤差範囲を超えるものについては大きさを記載しています。(ヘッドへ入れて確認しているので、誤差範囲を超えていても多くのヘッドで問題なく使えます。)
 ・このほかのサイズの誤差範囲
 6mm±0.2mm
 7mm±0.2mm(正確には7.3mm±0.2mm)
 8mm±0.2mm
 10mm±0.3mm
 12mm±0.3mm
 14mm±0.4mm
 16mm±0.5mm
 18mm±0.5mm
 20mm±0.5mm
 (2011年4月現在)

制作年月
 4桁の西暦と2桁の月表示です。2010年2月以降に作った物は、ほぼ表示してあります。
 6mm、7mm、8mm、(一部の10mm)については底面・裏面などに表示しています。

虹彩範囲
 片方ずつ表示しています。(見本はできすぎ。いつももっと違います。)
 白目範囲も同じことがいえますが、白目も虹彩も真円ではありません。計測するところで値は変わってきますので目安にして下さい。
 (白目径6mm~8mmは虹彩範囲差は0.2mm前後まで、10~14mmは0.3mm前後まで、それ以上でも0.4mm程度になっています。)

色の名前
 同じ名前でも製作時期によって違う色の事があります。

備考
 通常では分かりにくい点を添え書きしています。ネオジムの混色などによって色が違って見える、黒く見えるほど濃い色の場合は色の名前、微気泡や白目にザラつきがある、等。



ココからはバーナーの炎で作ったアイが作品として仕上がるまでです。


徐冷剤から出したところ。一色につき約30個作ります。ちらほらと試しに作ったサンプル色が混ざってます。


裏面の鋭い所を落として洗浄しました。キレーになったよ!


一つずつ虹彩範囲を計測して並べ、瞳孔の大きさ・深さ・ドーム形状を比べてペアを作ります。ペア10組、シングル7個、バルク行き1個だったようです。
(こんなに上手く行く事は稀。いつもはバルク5個シングル10個ペア7組ぐらい。)


ペアわけしたアイを再度計測と検品して箱詰めしていきます。


よくみると誤差や難ありとかあったりするわけで・・・。色によっては全て難ありの事もあります。泣ける。


EVAスポンジをぎゅっと詰めて蓋をして、店頭へ。この写真はボークス名古屋SRで撮らせてもらいました。