2009年2月23日月曜日

離型剤とエポキシパテ

(下の画像はグラスアイ16、14、12ミリです)

離型剤といったらワックス系を想像するでしょうか、それとも石鹸水系でしょうか。
ガラスの離型剤は耐火性があり、焼成しても痩せないものを使います。
焼成しても大丈夫な材質を砕いて粉にして、水で溶いて型へ塗りつけます。
例えば、ガラスビーズを作るときは鉄芯へこの離型剤をつけて、溶けたガラスを巻き取った後に芯から外します。

私は離型剤にタルクと陶土を使っています。いろいろ試しましたが今はこれに落ち着きました。
タルクというのは滑石という石を粉にしたもので、ベビーパウダーやファンデーションから錠剤のかさ増しにも使われているそうです。
・・・という、医療・美容関連の用途はごく少量で、実際はFRPの粘度調整が主な使途だそうです。FRP成型に使われていると知らなかった頃は薬局でタルクのみのベビーパウダーを買い占めたものでした。

人体にも影響がないらしい+耐薬にも優れたタルクはお人形やフィギュアの盛りに使われるエポキシパテにも使われているそうです。
実はパテを盛ってみたいものがありまして、「えっ もしかしてエポキシボンドとタルクを混ぜたらエポパテになるの?!」と驚きました。
ガラスを使ったアクセサリーや装飾をしているので、エポキシボンドは常備してますし早く使わないと扱いにくくなりますんで、ちょっと盛ってみたくなってます。

まだ怖いので試してませんが!



上:こちらは最近作ってみて「グッ」ときた赤茶色の色瞳孔です。
ありそうで作ってなかった色でしたが、赤毛さんや茶色系を濃い色に使っているお顔にはお試しいただきたいです。

下:試作中のイロイロ、16mm~12mmです。新人モデル君をスカウトしたので、来月のホームタウンドルパには18mmも持っていけそうです。

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