2016年8月9日火曜日

名古屋ドルパから帰ってきました

 2016年8月7日にポートメッセなごやで、株式会社ボークス主催のホームタウンドルパ名古屋6へ参加してきました。
ご来場のみなさまありがとうございました。
写真は午前中の様子です。
左から組のグラスアイ棚、「スカリー」、西織さんのレジンアイ、新色POPと「グラスアイくもり取りのススメ」。14時以降は棚と机を減らしてPOPも下げて、単品を並べていました。

ドルパはボークスさんが一年に4度開催している自社製品の発表展示会です。
いち早く新作の実物展示を見られるほか、購入や予約購入ができます。
オマケ要素として、一般ユーザーの作品販売場所「ディーラーマーケット」があります。そこへ参加させてもらいました。

販売ログを見たところ開場から閉場15分前まで隙間無くログが並んでいました。
午前中しばらくと14時からの単品販売では混雑してしまい、お待たせいたしました。近隣のディーラーさんもご迷惑にならないよう気をつけていたつもりでしたがご迷惑になっていたら申し訳ありません。

「この色はありますか」とスマホで写真を見せてくださるお客様、ありがとうございます。
製作から半年経っていると品切れになっているものがほとんどです。次の製作の参考にさせていただきます。


次回の即売会参加予定は9月のドールショウです。
引き受けて納品を待ってもらっている製作が挟まっているのであまり多くは作っていけないかもしれません・・・とにかく一日ずつ弛まず励んで参ります。


○ネオジムについて
ネオジムは金属の名前でガラスの発色剤です。
「酸化ネオジム」という状態でガラスへ混和します。色は太陽光下で淡い紫のようなピンクのような色を示し、蛍光灯下では淡い水色に見えます。
ガラスへネオジムを多量に入れても、あまり強い発色が得られない性質で、「淡い」色になってしまいます。
当店のグラスアイは混色や重色して製作しているのでネオジムのみの作品は今の所ありません。

・・・ちなみにネオジムはレジンキャストドールの蓋をとめるネオジム磁石としても知られていますね。我々が目にするネオジム磁石は防錆のめっきが施されている姿です。
ネオジムは強力な磁力を帯びる事ができますが、比較的低い温度で減磁、消磁してしまいます。
高熱環境で減磁、消磁する磁石は多いのですが、ネオジムは80度程度から減磁が見られるうえに冷却しても磁力があまり戻らないので加熱する作業は注意したほうがいいでしょう。

ついでに「ネオジム」は「ネオジ ウ ム」と表記されているのをよく見ます。どちらも同じ[Nd]を指す表記です。

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