2009年6月25日木曜日

グラスアイの委託販売を終了しました

先日終了したオークションは、全て発送を終えました。
ご参加くださいました方々、見てくださった皆様ありがとうございます!

12mmは閲覧数があまり伸びない所をみると需要が少ないのかしら? …と思いましたが、全体の出品数自体が少ないので探す人も少ないのかもしれませんね。
引き続き12mmを製作しています。

昨日はボークス名古屋SRでお願いしていた委託販売の品を引き取ってきました。
毎回スッカラカンで十分な品揃えには程遠く、お恥ずかしい限りで…。
お求めくださいました皆様ありがとうございます。お手にとって下さったアナタもありがとうございます!


ちょっとアイのお話を店員さんとしていただきまして、店頭の村アイを見せてもらいました。
…前にもこのブログで触れていますが、ガラスの発色は金属の酸化物や化合物で出ています。美術用の無色透明のガラスには消色剤が入ってまして、透明のガラスと色のついたガラスを隣り合わせにして溶かすと、境界の色が薄くなったりします。
グラスアイの水晶体にあたる透明ガラスに瞳孔にあたる黒を乗せると、このお陰で赤紫っぽく色が変わります。私はこれがどうしても気になって、発色剤が強く入っている特色の黒を使って瞳孔を入れています。通常の黒だとフラッシュの光で瞳孔の境界がボケて見えるのも気になったというのもあります。ただし単価が通常の100倍なのでグラスアイ以外には使ってませんが;
厳密な、というか、作り手のこだわりに入る領域なのでどちらがより良いわけではありませんけれど、村アイは通常の黒を使ってるんですね。単価が高いし扱いもコツが要るので、コレもありだな~と思いながら拝見しました。
白目はHGより上等な白を使ってるので、より美しい白でした。白いのはいいですね!


えっと、どうなのかな。トンボやガラス工芸をやっててグラスアイを作ってる人が回りに居ないのでなんとも言えないんですけど…。

2009年6月16日火曜日

12ミリグラスアイ 出品中です

[2009/5/17 編集しました]

ヤフーオークションへ12mmのグラスアイを出品予定です。
少し前の作品5つと新色2つの予定だったのですが、現在5つ出品中です。
(ご落札ありがとうございます)



この二点が新色です。どちらも同じ虹彩線パーツを使って、リム色を変えて作ってみました。
瞳孔付近に黄色がうっすら出ます。
とても細い虹彩線が間に入っている事も手伝って、ホンモノの青い目(の人?)みたいです。個人的に沖色の方がリアルに感じますが海色の方が少しデキがいいです。



この二点は今年はじめ頃の作品です。今の作品と比べるとこだわりどころが違うのが自分でも面白いですね。



上はクォーターの紫×ネオジウムです。色あわせを考慮して虹彩線細めに繊細に。
下はセピア系の茶色にネオジウムを重ねた栗色です。リムが濃いめ、中心へ向けて茶色が薄くなってます。


以下は今回の集合写真です。
奥の列上から セピア+ネオジウム クォーターネオジウム ベージュ、
手前上から 海色 沖色 夏緑 若緑 です。




下はフラッシュを近くで灯して撮ったものです。
ひとつ上と全く同じ角度で撮ってます。
フラッシュは色を鮮やかに映し出してくれますが透過色瞳孔の場合は逆効果になるようです。基本的にグラスアイは「ガラス」なので、他の材質より格段に光ってしまうのでフラッシュ撮影をするときは散らしたり別の方向から当てたりと工夫がいりますね。
透過色瞳孔については、普通の黒色よりも暗く見える状況もあるので使いようによって「化ける色」だな、 とも感じています。

お気に召した色があれば幸いです。